
【ご実家の売却整理で発見された古備前壺】歴史を刻む焼き物を丁寧に査定・買取|神奈川県横浜市保土ヶ谷区
鑑定士のコメント
今回お伺いしたのは、横浜市保土ヶ谷区にあるご実家の整理中にご依頼いただいたお客様からのご相談でした。
「祖父が昔、大切にしていたものらしくて……引っ越しの前に、きちんと見ていただきたくて」
と、差し出してくださったのは、
ずっしりと重みのある一つの壺。
手に取るとすぐに感じられるのは、古備前特有の無釉焼き締めによる堅牢な土の質感と、登窯の中で自然に生まれた窯変(ようへん)や胡麻(ごま)と呼ばれる自然灰の痕跡。
長年にわたり火と土が織り成す力強い表情をまといながらも、形は素朴で安定感があり、使い込まれたような風格が漂っていました。
「小さい頃、祖父がこの壺の話をよくしていたんです。窯の中で生き物みたいに焼かれるんだって——」
そんな温かな思い出が宿る一品。保存状態も良好で、割れや大きな欠けもなく、経年の味わいが素直に表れた魅力的な古陶でした。
ご依頼主様にも一点一点、備前焼の技法や評価ポイントをご説明差し上げると、
「祖父が大事にしていた理由がわかりました。価値を認めてもらえて嬉しいです」
と、少しホッとされたような笑顔を見せてくださいました。
焼き物には、単なる器としての役割を超えた記憶と時間が宿っています。
今回のご縁を通じて、ご家族の歴史と職人の手仕事を、次の時代へつなぐお手伝いができたことに、鑑定士として心から感謝しています。
買取査定のポイント
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【実家売却前の片付けで発見】絵瀬戸の水注を丁寧に査定・買取|神奈川県横浜市栄区
鑑定士のコメント
今回ご相談をいただいたのは、神奈川県横浜市栄区のご実家を手放す前に行われた片付けの最中のことでした。
「古いけれど、なんとなく味があるので捨てられずにいたんです」
と、ご依頼主様がそっと取り出されたのは、共箱に丁寧に収められていた一つの水注。
ずっしりとした陶器の本体には、絵瀬戸らしいやわらかな茶褐色の釉薬と、貫入(かんにゅう)の美しいひび模様が全体に広がり、見る者を惹きつける力がありました。
注ぎ口や取手の造形にも自然な流れが感じられ、胴体には植物のような文様が浮かび上がっています。これは型押しによる装飾と思われ、江戸時代〜明治初期にかけての瀬戸焼の様式を想起させます。
共箱には「絵瀬戸…

【骨董品買取】介護に伴う自宅整理で見つかった唐物香合|清朝乾隆銘の青花香合を神奈川県相模原市中央区にて買取査定
鑑定士のコメント
今回お伺いしたのは、神奈川県相模原市中央区のご自宅にて、介護に伴う整理中に見つかった骨董品に関するご相談でした。
「古い器のようなんですが、父が大切にしていたもので…」
そう差し出していただいたのは、淡い青磁色に染付の花模様が描かれた、小ぶりながらも気品のある蓋物。
丁寧に開けられた共箱には、「大清乾隆年製」の銘とともに「香合」と記されており、唐物香合であることがうかがえました。
器を手に取ると、柔らかな釉薬の照りと筆致の繊細さが目を引きます。
伝統的な中国陶磁らしい風格を備えながらも、使い込まれた痕跡がほとんど見られず、長年大切に保管されていたことが伝わってきました。
「父は香道の道具が好きで、眺めているだけでも幸せそうでした」
と語られるご家族の表情には、器とともに過ごした時間への深い愛情がにじんでいました。
真贋についてのご説明を丁寧にさせていただきつつ、現代の唐物写しの可能性や、それでもなお工芸的・意匠的な価値があることをお伝えしたところ、「手放すのは少し寂しいけれど、しっかり見てもらえて良かったです」と、ほっとされたご様子がとても印象的でした。
器という形を通して、
ご家族の記憶や想いがつながっている――。
そんな大切なお品を次の世代へと受け継ぐお手伝いができることは、私たち鑑定士にとっても何よりのやりがいです。
買取査定のポイント
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【骨董品買取】竹の風情が息づく花入を査定|遺品整理にて神奈川県中郡二宮町にて出張対応
鑑定士のコメント
今回お伺いしたのは、神奈川県中郡二宮町にお住まいのお客様宅。
「祖父が茶道を嗜んでいたと聞いていて、物置からこういったものが出てきたんです」
と見せてくださったのが、
立派な共箱に納められた一本の竹の花入れでした。
箱には「拙作…

【骨董品買取】ご実家の解体整理で見つかった黄瀬戸香合|味わい深い茶陶を神奈川県高座郡寒川町にて査定
鑑定士のコメント
今回ご相談いただいたのは、神奈川県寒川町にお住まいのお客様。ご実家の解体を控えた片付けの中で、「これは何でしょうか…」と見せていただいたのが、黄瀬戸の香合でした。
落ち着いた黄釉に、中央には窯変による濃い焦げが浮かび、まるで景色を閉じ込めたかのような風情ある逸品。
丸くかわいらしいフォルムは「根太香合(ねぶとこうごう)」と呼ばれるもので、虫の根太を模した伝統的な意匠です。
「亡き祖父が、昔、茶道を少しかじっていたと聞いていたのですが…」
と、お客様。
箱には「黄瀬戸…

【骨董品買取】遺品整理で発見された絵唐津徳利|素朴な鉄絵が魅力の逸品を神奈川県大和市で査定
鑑定士のコメント
今回ご依頼いただいたのは、神奈川県大和市にお住まいのお客様より、遺品整理中に見つかった古い陶器のご相談でした。
「父が長年しまっていた酒器らしいのですが、詳しくは分からなくて…」
そう語られながら見せていただいたのは、ややぽってりとした胴体に、すっと伸びた首が印象的な徳利。
全体には灰釉が施されており、鉄絵による人物や植物のような筆致が素朴に描かれていました。
古唐津に見られる特徴の一つに、飾り気のない筆使いと自然釉による景色の魅力があります。
この徳利にも、まさにそうした“用の美”が宿っており、使われていた痕跡すら愛おしく感じられる佇まいでした。
「父はお酒が好きで、使わずともこういう器を眺めるのが楽しみだったんだと思います」
と静かに微笑まれるお客様に、唐津焼の歴史や絵唐津の魅力をご説明すると、
「捨てずに見てもらって、本当に良かったです」
と安堵の表情を浮かべられたのが、とても印象的でした。
長く人の傍らで時を重ねた器が、また新たな持ち主に受け継がれていく――。
その橋渡しができることが、私たち鑑定士にとって何よりの喜びです。
買取査定のポイント
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【高麗平茶碗を出張買取】遺品整理の片付けで見つかった朝鮮陶の逸品|神奈川県葉山町にて対応
鑑定士のコメント
今回ご依頼くださったのは、神奈川県葉山町にお住まいのお客様から。
「父が集めていた茶碗らしいのですが、詳しくは分からなくて…」
そんな風にお話しされながら、お持ちいただいたのは木箱に丁寧に収められた一碗の器でした。
箱のラベルには「高麗平茶碗」との記載。
拝見すると、やや青みを帯びた灰色の釉薬が美しく、器面には自然釉の流れによる景色が淡く浮かんでいます。
釉の下からは、時折ぽつぽつと浮かぶ鉄点のような斑文が見え、見込みには貫入や小さな剥離も。
ですが、これらも含めて「侘び寂び」を尊ぶ日本の茶の湯文化にとってはむしろ魅力の一部となるものです。
「普段は奥にしまわれていて、父がたまに眺めていたくらいでした」
と懐かしそうに語られるお客様に、平茶碗の特徴や、高麗茶碗がもたらされた歴史的背景などをご説明差し上げると、
「お茶を知らなかった私でも、この器が特別だったということが分かってよかったです」
と、目を細めてくださったのがとても印象的でした。
想いを込めて受け継がれてきた器が、また新たな持ち主のもとで生き続ける——。その橋渡しができることは、鑑定士として何よりの喜びです。
買取査定のポイント
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【九谷焼の骨董品・水差しを出張買取】遺品整理で見つかった色絵の逸品|神奈川県相模原市中央区にて対応
鑑定士のコメント
今回ご相談いただいたのは、神奈川県相模原市中央区にお住まいのお客様から。
「遺品の整理中に、押し入れの奥から陶器の壺が出てきて…なんとなく大切な物のようで」
そう語りながら見せてくださったのは、立派な蓋付きの陶器。
その胴には色とりどりの衣をまとった人物たちがびっしりと描かれており、すぐに九谷焼特有の人物群像図だと分かりました。
ひとりひとりの表情や動きが繊細に描き込まれ、まるで物語の一場面を切り取ったかのような賑やかさ。
その表現力に、製作者の確かな技量と情熱が感じられます。
蓋の上にも松の枝と人物の図があり、作品としての完成度の高さに思わず見入ってしまいました。
「祖父が古いもの好きだったんですけど、詳しいことはよく分からなくて…」
とおっしゃるお客様に、制作技法や九谷焼の歴史背景などをご説明しながら査定を進めていくと、
「しっかり見ていただけて、安心しました。手放すのは寂しいけれど、また誰かに大切にしてもらえるなら嬉しいです」
と、穏やかな表情を浮かべてくださいました。
こうして、ご家族の想いが込められた器が新たな持ち主の元へと橋渡しされる。骨董に関わる仕事の中でも、特に心に残る瞬間です。
買取査定のポイント
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【香合と香炉を出張買取】フルリフォームに伴い整理された趣深い香道具|神奈川県横浜市港北区にて対応
鑑定士のコメント
今回ご相談いただいたのは、神奈川県横浜市港北区にお住まいのお客様から。
「長年しまったままの香道具があるんですが、リフォームの機会に整理しようかと思って…」
お住まいの大規模なリフォームに伴い、整理を進めていらっしゃる中で出てきたという香合と香炉を拝見させていただきました。
柔らかな和紙に丁寧に包まれた香合は、蒔絵の意匠が美しく、共箱にも書が添えられており、持ち主の大切にされてきた歴史が静かに伝わってきました。
一方、陶磁器の香炉には色絵唐草文様がめぐらされ、蓋には菊文様の透かし彫りが施された見事な一品。
吊り紐が添えられており、座敷飾りにも用いられていたことが想像されます。
「こういうものが好きだった祖父の部屋から見つかったんです」
お客様のそんな一言に、香道具が持つ“香りとともにある記憶”の尊さを改めて感じました。香道具は香を焚くためだけでなく、人の心を鎮め、空間に品格を与える美術工芸でもあります。
一点ずつ、用途や技法についてご説明しながら査定を進めると、お客様も「想い出として残しながら、必要としてくれる方へ渡せるのはありがたいですね」と、安心されたご様子でした。
こうした形でご縁のある香道具たちを次の方へ橋渡しできることに、私たちも深い喜びを感じています。
買取査定のポイント
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【茶道具一式を出張買取】遺品整理で見つかった趣深い器の数々|神奈川県横浜市瀬谷区にて対応
鑑定士のコメント
今回ご相談いただいたのは、横浜市瀬谷区にお住まいのお客様からのご依頼でした。
「父が生前、茶道をたしなんでいて、道具がたくさん残っているんです」
そうお話しいただきながら拝見したのは、共箱に大切に収められた茶碗や水指、香合といった多種多様な茶道具たち。
いずれも丁寧に保管されており、包み紙や仕覆、薄葉紙の間に、故人の道具への敬意が静かに息づいていました。
とりわけ、箱書きに「古唐津茶碗」と記された一碗は、素朴ながらも力強い肌合いが魅力で、茶人の手によって繰り返し愛でられてきたであろう趣が感じられました。
また、青白磁の水指や香合なども、落ち着いた佇まいで茶の湯の空気感を伝えてくれる名品ばかり。
「価値があるか分からないけれど、手放すのは少し寂しくて……」
そんなお客様の思いに寄り添いながら、道具一つひとつの由来や特徴をご説明させていただき、査定のポイントも丁寧に共有いたしました。
茶道具は単なる器ではなく、心と所作をつなぐ“道”の象徴でもあります。今回のように、大切に受け継がれてきた品々を新たな持ち主へつなげる橋渡しができたことに、心から感謝申し上げます。
買取査定のポイント
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