共箱入りの硯や筆などが収められた書道具セット、遺品整理中に見つかった骨董品の買取品

【書道具一式を出張買取】横浜市港南区での遺品整理にて発見された文房四宝を丁寧に査定|共箱入り高級硯・筆・文鎮の買取事例

鑑定士のコメント 今回ご依頼いただいたのは、横浜市港南区にお住まいのお客様からの遺品整理にまつわるご相談でした。 「父が晩年、静かな趣味として続けていた書道道具が押し入れからいくつも出てきて…。どう扱えばよいか分からなくて。」 と、そっと差し出されたのは、布貼りの化粧箱に収められた筆や硯、文鎮、印材など、まさに文房四宝と呼ばれる一式でした。 一つひとつ丁寧に拝見すると、中でも目を引いたのが、共箱入りの「白端渓硯(はくたんけいけん)」。 中国・広東省の名産とされる名硯で、滑らかな墨おりと繊細な石目が美しく、保存状態も非常に良好でした。 筆も高級羊毛製のものが揃い、明らかにこだわり抜かれた道具であったことが伝わってきました。 「父が丁寧に使っていた姿、思い出しますね…」 と、ご依頼主様が呟いたとき、その声の奥に、懐かしさと寂しさの入り混じった温もりを感じました。 私どもはただの“古道具”としてではなく、そこに宿る想いを受け止めながら、ひとつひとつの道具の歴史や価値をご説明。 査定内容についても丁寧にご納得いただいたうえで、大切にお引き取りさせていただきました。 買取査定のポイント ✅…