買取担当・細川
茶碗・茶入・薄茶器・茶壷・茶筒・茶巾・釜・香合など、様々な種類の幅広い茶道具を買取いたします。
”価値が高ければ売りたい”
”実家、空き家、蔵や倉庫の整理をしていて出てきたけど、価値があるか分からない茶道具”
マルミ工藝社なら、 現在の相場の上限価格でしっかりと買取いたします。
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このページでは、あなたが骨董品の買取を業者に依頼する前に、最低限知っておいてほしいことをまとめています。目次のタイトルをクリックすると、その項目の記事に飛ぶように設定しています。お好きなところから読み始めてください。この記事が少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。
茶道具は大きく分けて2種類に別けられます。 それはお稽古用と正式なお茶会用です。
お稽古用は文字通りお稽古で使用する 安価な品物で、換金性はあまり高くありません。
お稽古用の品物は、例えば桐箱に入ったお茶碗など、茶道具店で新しい状態で購入しても数千円で入手可能です。
その様なお茶道具は沢山まとめて有っても、あまり高額の査定は期待できません。
お茶会用は文字通りお茶会で使用する品物です。
古いお茶碗できちんとした来歴が記された箱に入って家元の箱書きが有れば、ひとつで数十万~数百万円の品物も存在します。
また楽吉左衛門などの有名な楽茶碗作家の作品ならば、同じく数十万円~数百万円の換金価値が有る場合もあります。
ポイント1.来歴・箱書き
人気の高い作品は、まず、古い道具で来歴がしっかりした道具で、勿論、家元の箱書きがきちんとしているもの。
ポイント2.現代作の道具
次に現代作の道具、代表的なのは千家十職(三千家に出入りの作家)の優品、人間国宝作の逸品、魯山人などの人気陶芸家作の希少作品。
ポイント3.箱
茶道具は箱が命である。
箱と箱書きは保証書の意味合いも兼ねているので、これが無いと、箱を作って家元の箱書きを貰わなければ、茶会で使用される茶道具としては認められない。
しかし、その箱書きに数十万円は掛かる可能性があるし、相当のコネが無いと書いてもらう事すら出来無いので、やはり箱書きの無い茶道具の価値は、限りなく低くなる。
ポイント4.作家陶磁器・作家工芸品
来歴のある古陶磁系の茶碗以外では、やはり人間国宝受賞者や、それに準ずる有名陶工の作品の買取価格は、おおむね高額になる傾向にある。
しかし、備前の陶工や益子の陶工の茶碗は、一時期百貨店と組んで量産した事があるので、あまり高額査定は見込めない可能性もある。
骨董品屋が商うお茶道具は、下記の通り。
ここからは茶道具別に買取ポイントをご紹介していきます。
勿論抹茶を飲む茶碗であるが、茶道具の中では、これが一番高額買取が期待できる道具である。
ピンからキリまで有るが、高いモノだと国宝に指定されている卯花墻や本阿弥光悦作の白楽茶碗の不二山などは、恐らくオークションなどの市場に出たら、数億円で落札されると言われている。
日本の茶人に好まれた茶碗には、「一井戸 二楽 三唐津」と言われた名器があります。
ここからはこの3つの名器の買取ポイントについて解説していきます。
基本的には茶碗は焼き物である。
殆どの窯で茶道具としての茶碗を作っていると思われるが、李朝の高麗焼き物である井戸茶碗などは、もともと朝鮮でつかわれていたどちらかと言うと雑器に近い焼き物を、文禄・慶長の役の際に武将・井戸覚弘が持ち帰って、日本の茶人に見せた所、その作為性の無い美が好まれて、茶道の茶碗の代表とも言える存在になったと言われている。
それ以降、大量の井戸茶碗が朝鮮から日本に運ばれた(恐らく略奪された)そしてその陶工もまた。
いわゆる、お茶碗戦争と言われる所以である。
一井戸、二楽、三唐津という茶道具会の言葉が有る通り、茶碗と言えば、井戸茶碗である。
井戸茶碗にも種類が有って
大井戸、小井戸、青井戸、小貫入の4種類が有る。
古い井戸茶碗で、来歴と箱書きがしっかりしていれば、高額で買取の対象になるが、古くても箱書きがしっかりとしていないと(有名茶人や家元の箱書き)、現在は買取価格は厳しい現状である。
楽家の当主が製作する楽茶碗は、高額で買取が見込まれるが、偽物も多い。
楽家、玉水焼、大樋焼、久楽焼などがある。
また、やはり箱がきちんと残っていないと駄目、箱の無い、茶碗に《楽》の印が押してあるだけの楽茶碗は、
あまり期待できない場合が多い。
現代作では中里太郎衛門作以外の唐津焼は、殆ど値段は付かない可能性があり、古い唐津に関しては、やはり箱書き次第で、とんでもなく高額になる可能性もある。
唐津焼には絵の有る絵唐津、絵の無い唐津と有ります。
古唐津と呼ばれる、古い唐津は、制作期間も少なく、現存数も希少です。
古唐津は主に酒器として珍重され、盃に酒を注ぐごとに唐津が育つと言われています。
茶道具の古唐津などがあれば高いです。
絵唐津が有ればもっと高いですが、古絵唐津の茶道具は殆ど有りません。
次に湯を沸かす茶釜が高額買取対象になる場合が多い。
千家十職(裏千家・表千家・武者小路千家の三千家の出入りする工芸家)の大西家の作や古窯で芦屋釜や天平窯などが高額査定の代表だが、芦屋釜や天平窯は、市井のお宅から発見される可能性は低い。
出てくれば、数十万~数百万円の査定もありうる。
その他の現代作家の釜は、残念ながら見た目の立派さに反して、あまり高額で取引はされていない。
茶杓:茶を掬う竹で出来た匙
茶入れ:茶の粉を入れておく容器
香合:香を入れる合わせもの
茶杓、茶入れ、香合に関しては、やはり千家十職の作品やそれに類する技術的価値を認められた工芸家の作品や人間国宝、来歴箱書きのきちんとした道具は、高額の査定の可能性は高い。
水差し:釜の水足しや茶碗を清める水を入れておく容器
建水:茶碗を清めたり温めたりした湯を捨てるこぼし
水差し、建水、蓋置、その他の道具に関しては、 人間国宝と言えども、量産的な作品の人気は昨今下降傾向にあるため、あまり高額の査定は期待できないかも知れない。
御茶道具用の花いれは、華道の花いれよりも、小ぶりな場合が多いです。
それから、茶道は禅宗に通じていますので、あまり華美なものは好まれません。
備前、信楽、常滑、越前などの古陶磁、李朝など渋い焼き物が中心になります。
香炉は、主に高額の可能性があるのは、中国の明の時代以前の焼き物や唐金で出来た品物に高額査定の可能性の高い品物の可能性がある。
その場合は、裏側に四角い印が押してある事が殆どなので、ひとつの目安になる。
それと繰り返しになるが、人間国宝の作品や過去に有名な茶会で使用されたり、茶人が所有していたりした来歴・箱書きのある品物は価値が高い。
茶席に掛ける掛軸の事で有るが、これは、茶道具の価値と言うより書画としての価値としての認識の方が強い。
特に茶掛けとして重用されるのは、
などですが(他にもまだまだいると思う)、その人に拠って好みも有るし、その茶会のテーマに拠っても違う。
心配なのは黴なので、数カ月に1回位は、箱から出して風に当てた方がいい。
道具なので、掛軸のようなデリケートな扱いは必要無いが、楽焼の道具は、焼き締めが緩いので、何重年物間、湿気に晒されていると、脆くなり、砕けてしまう可能性も有るので楽茶碗やその他の楽焼作品に関しては、注意が必要。
ひびや欠けの修復を専門にしている業者
このサイトに詳しいです。すみません、僕は修復は依頼せずに、傷のそのままオークションに出してしまうので、経験がありません。
茶道を習われていた方のご遺品などの場合、かなり沢山のお茶道具が残っています。 骨董品買取・マルミ工藝社にご依頼いただければ、その中から価値の高い茶道具を 選び出し、オークションのデータベースを調べて、現在の買い取り価格を査定算出させて いただきます。
また、茶道の先生をされていた方の遺品整理などの際には、生徒さんに形見分けをしたりいたしますが、まずは最初に骨董品買取・マルミにご連絡ください。
一番高く売れる茶道具を選び出し査定させていただきます。 その上で形見分けをされた方がよろしいかと思います。
茶道具は大きく分けて2種類に別けられます。 それはお稽古用と正式なお茶会用です。
お稽古用は文字通りお稽古で使用する 安価な品物で、換金性はあまり高くありません。
お稽古用の品物は、例えば桐箱に入ったお茶碗など、茶道具店で新しい状態で購入しても数千円で入手可能です。
その様なお茶道具は沢山まとめて有っても、あまり高額の査定は期待できません。
お茶会用は文字通りお茶会で使用する品物です。
古いお茶碗できちんとした来歴が記された箱に入って家元の箱書きが有れば、ひとつで数十万~数百万円の品物も存在します。
また楽吉左衛門などの有名な楽茶碗作家の作品ならば、同じく数十万円~数百万円の換金価値が有る場合もあります。
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茶道を習われていた方のご遺品などの場合、かなり沢山のお茶道具が残っています。
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