陶磁器(作家物)
多種多様な陶磁器(作家物)の骨董品を買取します!
富本憲吉、加藤土師萌、藤本能道、今右衛門、柿右衛門、清水卯一、荒川豊三、鈴木蔵、浜田庄司、河井寛次郎、島岡達三、金重陶陽、井上萬二、加藤卓男、三浦小平二、徳田八十吉、加藤土師萌、藤原雄、金城次郎、伊勢崎淳、今右衛門、柿右衛門、田村耕一、板谷波山、近藤悠三、三輪休雪
清水卯一、三浦小平二
若尾利貞、魯山人(人間国宝を辞退)、川喜多半泥子、諏訪素山、、宮之原謙、坂田泥華、小川長楽、和太守卑良、加守田章二、松井康生、岡部嶺男、楠部彌弌
松田権六、大場松魚、音丸耕堂、寺井直次、田口善国、中野孝一、前大峰、前史雄、室瀬和美、高野松山、北村昭斎
魚住為楽(初代、三代)、大澤光民、大角幸枝、奥山峰石、角谷一圭、鹿島一谷、桂盛仁、香取正彦、金森映井智、斉藤明、佐々木象堂、関谷四郎、高橋敬典、高村豊周、田口壽恒、玉川宣夫、内藤四郎、中川衛、長野てつし
黒田辰秋、生野祥雲斎(しょうのしょううんさい)、飯塚小カン斎、二代前田竹房斎、五世早川尚古斎、勝城蒼鳳、藤沼昇
需要と供給の原則で、入手が困難な品物は価格が高騰します。
逆に、前出の量産・乱売作家の場合は、どんどん市場に出てきますので、誰も欲しがらなくなり価格は暴落と言っていい状態まで下がります。
20年前に百貨店の外商が「人間国宝に認定されたばかりの作家ですから、10年後には3倍で売れます。
安心してご購入下さい」と言って130万円で販売した花活けが、今の業者の査定価格は5万円で業者販売価格は8万円でも売れ難い状況です。
外商の言ってた業者に転売出来る価格、買値の3倍の390万円が、実際は5万円なので、じつに1/78の価格という事になります。
そんな現象とは無縁の人間国宝の頂点と言えば、やはり陶芸の日本初の人間国能認定作家の板谷波山でしょう。
明治の作家ですし、作品の殆どが美術館・博物館および有名コレクターや企業に納まってしまっているので、市場に出てくる作品数自体が少ないのです。
それに加え、板谷波山の生き方や芸術に対する揺るぎない信念は、陶芸愛好家に間では周知の事実であり、その半生は映画にもなったりしているので(榎孝明・南果歩主演)、陶芸界の伝説と言ってもいい存在です。伝説の作品は誰もが手に入れたいと思いますが、希少性や高額な事もあり、簡単にはコレクションに加える事は出来ません。
陶芸に限らず、全ての芸術作品に言える事ですが、その作家の生き方や人となりにロマンが感じられる作家の作品は人気が高い傾向にあります。
2種類の人間国宝の作品
柿右衛門などの工房作品《かずもの》は、それなりに価格が付きますが(大きい品物だと数十万円するものも有ります)、
作家に拠っては《かずもの》は、ほとんど値段が付かない場合も有ります。
《かずもの》は箱も簡素で、中に入っているリーフレットに《工房作品》と記してある場合も有りますが、そうで無い場合は、一般の方が間違え易いです。
また、本人作の場合は、日用使い品物(湯呑セット、小皿5枚組など)は、作りません。
魯山人は、人間国宝認定のオファーを、辞退した事がまた人気の高い理由の一つでもあります。
半泥子は元々、銀行家であり、政治家でもありますが、陶芸の習練は一切せずに、完全独学で誰にも真似の出来ない独自の陶芸世界を確立しました。まさに天才です。作品数も少なくて、入手は困難なので価格は高騰します。
人間国宝認定作家、人気がある作家、それ以外にも当たり前ですが、作家は沢山います。
例えば岡山の備前市に行けば、備前焼の作家はものすごく沢山います。
その作品は、もちろん作家が作った作家の作品なのですが、美術品市場に於いては《作家物》という呼称では呼ばれていません。
市場で呼ぶ《作家物》とは、あくまでも美術品オークションに出品される、市場価格の相場が形成されている作家の作品との認識です。
大変残念な事ですが、日本では、肩書や権威が重んじられる傾向が顕著なので、市場で認識の無い作家は、作品が優れていても、リセール価格は、あまり付かないと言って良いかも知れません。
簡単に作家物と呼ばれる工芸品に関してご説明いたしましたが、現在の市場価値での品物の価値判断は難しいと思います。
どうかマルミ工藝社にお任せください。御実家などの品物の中から、価値の高い骨董品を速やかに探し出してご覧にいれます。
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