日本の素朴絵展 

日本橋にある三井記念美術館に行ってきました。WEB宣伝に関する事を教わっているKさんとの同道です。 Kさんは、自分で主催しているコミュニティので、美術館を巡る企画を立てているらしく、その下見の様です。 特別展示は《日本の素朴絵展》と題して、日本に昔から伝わる緩やかなタッチで大らかに描かれた絵を紹介している展示です。素朴絵とはまたうまい言葉を考えたものですね。 立体の仏像の円空や木喰、二次元の御伽草子や奈良絵や大津絵、白隠の仏画や室町時代の絵本や絵巻物、見応えのある展示がいっぱいです。特に巻物は、めったに見る事が出来ない富士浅間曼茶羅図(室町時代・16世紀・富士山本宮浅間大社蔵)や伊勢参詣曼茶羅図(江戸時代・17世紀・三井文庫蔵)つきしま絵巻(室町時代・16世紀・日本民芸館蔵)、 絵因果経断簡(奈良時代・8世紀・MIHO…

《骨董品よもやま 巨匠1   上村松園》

骨董品、絵画、掛軸などの買取をしていると…

唐津焼の魅力について

古陶磁と言えば、六古窯の備前・越前・信楽…

鑑定眼の養い方~眼利きへの道

鑑定眼の養い方の基本は、まず自分で買って…

束の間の幸福感

山形県の某市のお宅にお邪魔しました。 天気は晴れ、遠くの山の頂には、まだ残雪が光り、山肌は青く霞んでいます。…

骨董品屋いろいろ

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掛軸偽物事情

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茶道具の話 よもやま1

一口に骨董屋とか古物商とか言いますが、その商売のスタイルは…

骨董品と言えば

骨董品と言えば 骨董品と言えば以前は、古い壺や日本刀が思い出されたと思いますが、現在はいわゆる六古窯(備前、越前、常滑、瀬戸、丹波、信楽)は、ほぼ全滅です。志野と唐津は、まだまだ優品にとんでもない価格が付いたりしますが、信楽の壺など、鎌倉時代のくらいも有って、自然の灰釉がいい感じに掛かっていても、値段は昔のような権勢は奮えません。…

絵画の価格

皆さん、絵画の価値ってどんな感じで決まると思いますか?…