昭和初期の唐木製花台。紫檀のような深い色味が美しく、無垢材の天板と滑らかな脚部が上品な印象を与える。神奈川県相模原市緑区での骨董品買取事例。

【神奈川県相模原市緑区】実家売却に伴う空き家片付けで見つかった昭和初期の花台を査定・買取|唐木家具の価値を丁寧に見極め

鑑定士のコメント 今回のご依頼は、神奈川県相模原市緑区でご実家の売却を控え、空き家となった住宅の片付けを進めたいというお客様からのものでした。 室内の整理をお手伝いする中で、床の間に長年置かれていた花台が目に留まりました。 花台は昭和初期頃の唐木家具で、紫檀または花梨材と思われる重厚な質感が特徴。 無垢材特有の艶やかさが残っており、時を経てもなお凛とした存在感がありました。 ただし、近年の唐木家具市場は全体的に需要が落ち着いており、以前のような高額評価は難しい状況です。 素材の良さや手仕事の美しさを加味しても、今回はやや厳しめの査定とさせていただきました。 お客様には、現在の市場背景と再販価値を丁寧にご説明したところ、 「捨ててしまうつもりだった花台に価値があると知り、心が救われました」 とのお言葉をいただきました。 私たちは金額だけでなく、お客様の想いに寄り添いながら、次の持ち主へと橋渡しすることを大切にしています。 査定のポイント ✅…