マルミ巧芸社

骨董品とは?

骨董品買取なら任せて安心
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骨董品とは

あなたは骨董品の買取業者を選ぶときに、何を基準に選びますか?

  • 他社と比較して品物を高く買ってくれそうな「高価買取」を謳う骨董品店
  • テレビで有名な鑑定士のいる骨董品店
  • ネット検索やランキングサイトで見つけた、ホームページの印象がいい骨董品店

これらは今までに多くの人がされてきた…そして実はとても危険な骨董品店の選び方です。残念ながら骨董品業界は、詐欺を働いて儲けようとする業者も少なくない業界です。安易な考えで店を選んでしまうと、あなたをだまして不当な利益を得ようとする骨董商や古美術商にひっかかってしまう可能性が高くなってしまうのです。

でも、なぜお客様はそう簡単に悪徳業者にひっかかってしまうのでしょう?実は、お客さんの方にも大きな問題が1つあるのです。何が問題かというと…

骨董品業界について何も知らずに取引をする

ことです。

ちょっと考えてみてください。冷蔵庫やテレビを買うとき、まったく商品の知識なしで買いませんよね?カタログを見て機能を調べたり、他社の似たような製品とどちらが希望に合っているか比較したりするはずです。

骨董品店選びも同じです。大切な品物を売って後悔しないためには、骨董品の売買について最低限の知識は必要です。あなたの担当となる鑑定士がどんな人か、鑑定士がよく使う言葉の意味、骨董品屋に売る以外にも方法がないのか…こうした知識を身につけて、あなたの希望に最も合った売却方法を選ぶ以外に、詐欺にあう確率を下げる方法はありません。

骨董品とは? 骨董品屋を選ぶ前に知っておきたい販売業者の実情と、信頼できる店の見分け方とは…

このページでは、あなたが骨董品の買取を業者に依頼する前に、最低限知っておいてほしいことをまとめています。目次のタイトルをクリックすると、その項目の記事に飛ぶように設定しています。お好きなところから読み始めてください。この記事が少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。

1. 骨董品とは?

骨董品(こっとうひん)とは、古くて希少価値のあるものを表す言葉です。骨董(こっとう)と呼ばれることもあります。ただ、使う人によって意味の解釈が変わる言葉でもあるので、「骨董品」という言葉を使うときには誤解を生まないように注意しなければなりません。

骨董品として重要なことは「古いこと」と「希少価値の高いこと」で、人間の手によって作られたものであれば、物品のジャンルや洋の東西を問いません。例を挙げると…

  • 茶碗に代表される茶道具(煎茶道具を含む)
  • お皿や花瓶、器などの陶磁器
  • 伊万里焼や有田焼に代表される焼き物
  • 火鉢、煙管、鉄瓶などの古道具
  • 仏像、置物、置き時計などの工芸品
  • 日本刀、包丁、兜、鎧などの刀剣武具
  • タンスや棚などの家具
  • 指輪などの宝石
  • 金・銀・銅などの貴金属製品
  • 掛軸や絵画、屏風などの古美術・美術品

など様々な種類があります。日本製のものでなくても、西洋を含め海外のもの…例えば中国製の壺や大皿、李氏朝鮮時代の陶磁器、ヨーロッパ製のランプのようなものでも骨董品に含みます。

一方、私たち骨董品屋は、品物の種類に関係なく古い物はすべて骨董品として扱います。もしご自宅に古そうなものをお持ちでしたら、その中に値段をつけられるものがあるかもしれません。ぜひお気軽に当店までご連絡ください。

一方、私たち骨董品屋は、品物の種類に関係なく古い物はすべて骨董品として扱います。もしご自宅に古そうなものをお持ちでしたら、その中に値段をつけられるものがあるかもしれません。ぜひお気軽に当店までご連絡ください。

2. アンティークとヴィンテージの意味の違いがわかりません。

「アンティーク」とは元々ラテン語のアンティクウス(Antiquus、古い)を語源とするフランス語で、それ自体で「骨董品」という意味を持ちます。なので、骨董品全般に対してアンティークと表現するのは間違いではありませんが、骨董品の定義があいまいな分、言葉の使い方も難しいところがあります。

現在では、「100年を経過した工芸品や美術品」と定めたアメリカの通称関税法(1934年)にならって、製造後100年以上経過したものをアンティークと呼ぶのが通例になっています。

同様に「ヴィンテージ」の使い方も、はっきりした基準がありません。一般的にはアンティークほど古くはないものの、それなりに製造年代が古いもの、製作技術や風合いが現代にはないものを持っている品物に使われることが多いです。

3. 鑑定と査定の意味の違いを教えてください。

「鑑定」は、その品物の真贋(本物か偽物か)の判定や作られた時代の推定、おおよその品物の価値を見極める行為です。鑑定においては、必ずしも品物の価値を金額に結びつけるわけではありません。テレビの鑑定番組では品物の価値が金額として表示されますが、私たち骨董品のプロから見れば、「このくらいの価値があってしかるべき」という値段なのか、あるいは「自分ならこの金額で買い取る」という値段なのか、その値段を表示した理由があやふやな印象すら受けます。

一方の「査定」はズバリ、業者が品物を買い取る金額です。鑑定とは違って、品物の真贋や時代背景、その他の条件も考慮するものの、決定的に重要な情報ではありません。

査定において重要なのは「いくらで買うのか」という事実です。品物によっては贋作(偽物)とわかっていても買うこともありますし、逆に本物でも人気のない品物は安い値段をつけることもあります。ここに「鑑定」と「査定」の意味の大きな違いがあり、骨董品買取業者との取引でトラブルを生みやすいポイントでもあります。

4. 骨董品の価値はどうやって決まるのですか?

骨董品と呼ばれるものは、現在世界のどこかで生産されて流通している商品ではないので、定価のような分かりやすいものは存在しません。代わりに作品の希少性や作者、作品の作られた時代背景、年代、人気度などが考慮され、骨董業界で自然に作られていった相場価格というものがあります。この相場価格に、品物の保存状態の良し悪しや業者の利益などを加味して査定額が決定されます。

骨董商や古美術商が参加するオークションでは、この相場価格を基準にして取引額が決定します。よほどのことがない限り、相場価格を大幅に上回る価格で落札されることはありません。

なので、あなたの品物を買い取る場合、この相場価格を査定額が上回る可能性はほぼないと言えます。また、有名な作家の作品でも蒐集家(しゅうしゅうか)の人気がなければ相場価格は安くなりますし、品物の保存状態が悪い場合は査定額は相場価格から下落していくことになります。

5. 骨董品鑑定士とはどんな資格ですか?

実は骨董品や美術品の鑑定士という資格はありませんし、鑑定士になるための正式な教育機関やカリキュラムもありません。警察署に届け出をして許可がおりれば、誰でも鑑定士になれてしまいます。

こんな話を聞いたら、あなたはきっと驚かれるでしょう。残念ながらこれが現実です。でも、鑑定士を名乗る人全員が信用できない人間というわけではありません。だからこそ、骨董品を売りたい場合は、誠実で確かな知識を持った鑑定士を選ぶことが非常に重要になります。

鑑定士に一番必要とされているのは、骨董品や美術品の真贋(本物か偽物か)を判断する能力と、その金銭的な価値を正確に判断する力だと、私は思っています。しかし、骨董品と呼ばれるものの範囲が広すぎて、1年や2年専門的に勉強したくらいで一人前の知識を身に付けられるようなものではありません。

さらに、品物の真贋を判定するためには、知識だけでなく感覚的な部分も大切です。実際に目で見て、触って、持ち上げてみて、その時に起こった感覚的な判断…「今まで出会ったことのない品物だけど、優品の独特のオーラがあるな…」とか、「一見本物に見えるが、品格がないな…」とか、そういった感性を磨くのも、立派な鑑定士になるには非常に重要なのです。こればかりは、いくら座学で勉強しても身につくものではありません。

そのため私たち鑑定士は、日本全国にある権威の高い美術館や博物館へ年に何十回と足を運び、できるだけ多くの本物に接するように心がけています。それだけではなく、言葉や画像では伝わらない美術的感性を磨くために、骨董品が売買されるオークションにも足繁く通い、できるだけ多くの品物に触れるようにしています。

もちろん、専門書や図録などの本を数多く読んだり、美術に関するテレビ番組や映画を繰り返し見たり、そういった勉強も欠かしません。こういった地道な努力を毎日コツコツと、何年も何十年も続けてきた人だけが、あなたのようなお客様の信頼に十分応えられる能力を持った鑑定士になれるのだと、私は考えています。

6. どの鑑定士さんも同じような目利きができるのですか?

正直なところ、鑑定士の目利きの能力はピンキリです。日々の努力で立派な能力を身につけた鑑定士もいれば、表面的な知識しか持たずに適当な査定ばかりしているバイト同然の人もいます。また、それぞれの鑑定士に得意分野・不得意分野があるので、確かな実力を持った有名な鑑定士でも、品物によっては鑑定や査定ができないという場合もあります。

では、どうやって骨董品屋の専門分野を見分ければいいのか?という話になりますが、これは正直お答えするのが難しいです。唯一確実な方法があるとすれば、あなた自身が鑑定・査定をお願いする品物についての知識を持つことです。

その品物や作者、時代背景など、ある程度の知識を身につけた上で買取業者に電話やメールで質問をしてみてください。いい加減な業者の場合、回答までの時間がやたらとかかったり、大事なところをあやふやな表現でごまかそうとしたり、どこかで「何か変だな…」と思うところが出てくるものです。ホームページではいくらでも口のうまいことを載せられますので、業者のサイトだけを判断材料にするのは少し危険だと、私は思います。

7. 骨董品買取業者は、すべての種類の骨董品売買を扱っているのですか?

インターネットで検索して見つかる骨董品の買取業者は、おそらくすべての種類の骨董品売買に対応していると思います。でも、東京の銀座などにある有名な骨董品店は価値の高い品物しか扱わなかったりしますし、業者ごとに得意分野があったりします。まずはお気軽に骨董品屋に相談してみてください。良心的なお店なら、些細な質問でもきっと親切に対応してくれると思います。

ただ、中には骨董品について何もわかっていない業者や、忙しさを理由に入社したばかりの新人やアルバイトを買取に行かせるような業者もありますので、お客さん側にも注意が必要です。信頼できる骨董品屋の見分け方については、この後の項目で詳しくお伝えしますので、そちらをご参照ください。

8. ネット販売店やヤフオク、楽天市場、メルカリ、通販で購入したものを骨董品買取業者に転売したいのですが、そのようなものも買い取ってくれますか?

ネット販売や通販で購入したものでも、ヤフオクや楽天市場、メルカリ、フリマ(フリーマーケット)で手に入れたものでも、良い品物であれば転売は可能です。特に本物保証がついた人間国宝作の工芸品や絵画などは、過去のオークションの結果を元にした買取金額で売却できるでしょう。

通常このパターンがお手持ちの骨董品を最高額で売るケースになりますが、骨董品市場の相場変動は激しいので、1年前に150万円で落札されていたタンスが今はたったの20万円しか値段がつかない…ということも十分に起こり得ます。その点はご注意ください。

ただ現実的には、インターネットで落札した本物保証なしの品物は、贋作(偽物)の可能性が非常に高いです。

また骨董品市場では、ネットオークションなどで多くの人の目にさらされた品物は嫌われる傾向があります(専門家の間では「目垢がつく」と言われます)。昔ながらの骨董品屋は、自分の奥さんにも品物を見せないと言われているくらいです。それだけ、世間の人に知られていない隠れた骨董品(いわゆる「掘り出し物」)が好まれる世界なのです。

インターネットで出品された品物は目垢がついているものと考えられて、売れ行きや買取額に大きく影響します。たとえあなたがネットオークションで落札した品物だということを黙っていたとしても、目利きの鋭い鑑定士なら敏感に感じ取ってしまうでしょう。そして一般ユーザーに売る場合でも、なぜか蔵に眠っていたホコリまみれの品物の方が早く売れてしまうことはよくあります。

9. ライン査定(スマートフォンのLINEアプリによる画像査定)と出張査定で、価値の評価や買取の値段が変わったりしますか?

ライン査定とは、スマートフォンのLineアプリを使って、ご自宅から品物の画像を送って査定をしてもらう方法です。写真を送るだけで専門の鑑定士が金額を査定してくれるので、お客様にとっても気軽で便利ですし、私たち骨董品屋側も出張のための時間や費用を節約できるというメリットがあります。

ただ、写真による査定ではどうしても判断のつきにくい場合があるので、出張による査定と全く同じようにはいきません。きちんと骨董品を鑑定・査定するには、目で見るだけでなく触ってみたり、持ってみたりすることも大切なのです。

また、画像にはうまく写らないような目印が真贋(本物か偽物か)の鑑定に決定的となる場合もあり、その場合は「実物を見てみないと何とも言えませんが…」といったボヤかした説明になったり、査定金額もそれを見越して安めの値段になったりする可能性も考えられます。

なので、もしあなたが本気で骨董品屋に品物を売るつもりなのであれば、一度は実際に鑑定士に品物をみてもらう方がいいでしょう。そうではなくて、大雑把でもいいので品物の価値を知りたいとか、いくつかの業者で相見積もりを取って査定額を比較したい場合には、ライン査定がおすすめです。

10. 売却せずに、査定だけお願いすることもできますか?その場合、買取業者に支払う手数料の目安は?

ライン査定なら通常無料でやってくれると思いますが、出張査定だと無料で査定をしてくれるかどうか、別途出張料がかかるかどうかなど、それぞれの買取業者によって変わってきます。気になる骨董品屋があれば、インターネットやメール、電話などで問い合わせてみてください。

ただ、Webサイトに<無料査定>と載せておきながら、出張査定の後になって「交通費は別」と品物の査定額から交通費を引かれたり、ご自宅に上がったまま居座って支払いを要求したりする悪徳業者もあると聞きます。こういった詐欺などのトラブルに巻き込まれないためにも、インターネットの情報を鵜呑みにせず、本当に信頼できる業者かどうかを見分けることが重要です。

ちなみに当店の場合…まずはお電話などでご要望をお聞きしてからになりますが、当店が「実際にお伺いして、品物を拝見させていただきます」とお返事した以上は、あなたに鑑定・査定料、交通費など一切の支払いをお願いすることはありません。骨董品に関することであれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。

11. 骨董品屋以外に品物を売りたい場合、どんな売り方がありますか?

骨董品の買取業者に品物を売る以外では、自分で美術品オークションに出品するという方法があります。

一般の方が出品できるオークション会社として「毎日オークション」や「シンワアートオークション」などが有名ですが、これらのオークションでは出品物にそれ相応の価値を求められます。骨董品屋に買取を依頼する場合は、品物の価値がわからなくても相談に乗ってくれますが、オークションの場合にはそうはいきません。

オークションに出品する場合には他にもいくつか気をつけておくことがありますが、後に続く項目で詳しく説明していますのでそちらをご参照ください。

それ以外ですと、自分でヤフオクやメルカリなどのオークションサイトに出品する、リサイクルショップやフリーマーケット、骨董市などで売るくらいしか売り方はないかもしれません。

12. 自分でオークションへ出品する時には、どんなことに注意すれば良いですか?

出品するオークション会社にもよりますが、大手のオークション会社の場合は、とりあえず品物の画像をメールで送れば落札予想価格を知らせてくれます。しかし、それはあくまでも予想価格なので、実際はそれより低い値段で落札されることもありますし、落札すらされない場合もあります。落札されなかった場合、その品物は「目垢がついた」状態となりますので、その後骨董品屋にも売却しにくくなったりします。

次に、オークションの前に品物の修復や洗浄、額装や表装の直し、鑑定証の取得が必要となり、出品前に経費がかかってしまう場合があります。落札後も、オークション会社に落札手数料(通常は落札額の15〜20%)を支払わなければなりません(落札されなくても手数料は発生します)。出品物が無事に落札されても経費がかさみ、儲かるどころか損失になることもあるので、事前にオークション会社の担当者とよく相談しましょう。

そして、オークション開催の時期と内容、落札金の振込み日なども確認することも重要です。オークションによっては毎月「4月は茶道具や工芸品の月」、「5月は絵画の月」などとテーマが決まっていて、タイミングが合わないと品物が出品されるまで何ヶ月も待たされます。出品物の一覧に掲載するための締め切りもあり、申し込みが遅れるとその分出品も遅れます。

さらに落札金の振込も通常落札から1ヶ月以上、長いと4ヶ月程度かかることもあります。このような理由で、あなたの希望通りに落札金が手に入らないというリスクも考えておかなければなりません。

13. 買取業者に骨董品を売った後に偽物だとわかったら、売る側にも責任が問われますか?

ご安心ください。買取業者はプロなので、何かの間違いで偽物と見抜けずに品物を買い取ったとしても、それは業者の責任です。後になって業者から返金を要求されたり、訴えられたりすることはありません。

14. 収集した骨董品を売ったとき、売却額には所得税などの税金はかかりますか?

あなたが収集した骨董品を買取業者に売った場合、所得税を支払わなければならなくなる(譲渡所得の対象になる)のは…

売却した品物1点あるいは1セットの金額が30万円を超えた場合

です。1点の売却額が30万円以下の骨董品は、日常生活に欠かせない生活用有動産という扱いになるので、これらの品物をいくつ売ろうと非課税です。

つまり、もしあなたが骨董品・美術品をたくさん業者に売って、500万円手に入れたとします。それでも、それぞれの品の売却額が30万円を超えていない限り、あなたは税金を払う必要はありません。これは売却の総額が1000万円だろうと、1億円だろうと同じです。

一方、買取額が30万円を超えた品物に対しては、どんな種類のものでも税金がかかります。例えば、あなたが茶碗のような実用品を売りたいと思って買取業者に連絡したとします。その結果、業者が35万円の値段をつけて買ってくれたとすると、あなたが「これは骨董品ではなく実用品だから」と主張して非課税にしようと思っても通用しません。

15. 遺品整理で骨董品が…相続税対策で何かやるべきことはありますか?

相続税には、

3000万円+(600万円×法定相続人の人数)

という式で計算される基礎控除額が設定されます。この金額の範囲内であれば、相続税は発生しないのです。なので、(骨董品以外の資産も含めてですが)最低でも3600万円以上の価値がある財産が相続されない限り、相続税を払う必要はありません。

財産を相続する場合にあなたがまずやるべきことは、高額の価値がある品物があるのかどうかを確認することです。骨董品の買取業者に出張査定をお願いしたり、ライン査定をお願いしてみてはいかがでしょうか。その結果、もし資産価値が基礎控除額に達しないのであれば、相続税を請求される心配はないでしょう。

相続した品物を売却せずに所有する場合は、品物の劣化を防ぐための対策をする必要があります。例えば、掛軸は放置しておくとカビの発生や虫喰い、変色の元になりますので、半年に一度くらい陰干しをすることをおすすめします。掛軸が木箱に入っている場合は、木箱の中に乾燥剤を入れて湿気を防ぐことも大切です。

茶碗などの茶道具や工芸品、掛軸などで、木箱に入っている場合は、その箱を捨てたり壊したりしないでください。木箱は経年劣化しやすいので、何かのきっかけでバラバラに壊れたりしますが、その場合でも絶対に箱は捨てないでください。箱は一種の保証書としての役割があり、箱があるのとないのとで市場価値が10倍も違ってくる場合も珍しくないのです。

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