【神奈川県横浜市瀬谷区】実家売却に伴う空き家片付けで発見された鉄道模型Nゲージを遺品整理の際に出張査定・買取した事例

鑑定士のコメント 今回のご依頼は、神奈川県横浜市瀬谷区にあるご実家を売却される前に、空き家となったお住まいの片付けと遺品整理を進めたいというお客様からのご相談です。 空き家となったご実家に足を踏み入れると、時間が止まったかのような静けさと、そこに暮らしていたご家族の気配がまだ残されているような雰囲気を感じました。 押入れや棚を整理していく中で、 埃をかぶった大きな箱がいくつも出てきました。 箱を開けてみると、中には整然と並べられた鉄道模型Nゲージがぎっしりと収められており、ブルートレインや特急型車両、さらには蒸気機関車まで、多彩なコレクションが大切に保管されていました。 鉄道模型Nゲージは、昭和から平成にかけて多くの方に親しまれてきた趣味であり、精巧な造形と走行可能な機構が魅力です。 実際に手に取ると、所有者の方が車両を一つひとつ選び、集め、そして丁寧に保存されていたことが伝わってきました。 箱に入ったままの状態で残されていた車両も多く、コレクションとしての完成度も高い印象でした。 査定の際には、市場での需要や保存状態、 編成の揃い方などを細かく確認。 その結果、鉄道模型として十分な価値が見込めることをお伝えすると、お客様からは 「父の趣味だった鉄道模型に、こんなに価値があるとは思いませんでした。処分するしかないと思っていたので、本当に安心しました」 と、安堵と喜びの入り混じった表情でお話しいただきました。 実家の売却や空き家整理、遺品整理の場面では、このようにご家族の趣味や思い出が詰まった品が見つかることが少なくありません。 鉄道模型Nゲージは単なる玩具ではなく、収集家にとっては人生の一部であり、世代を超えて受け継がれる文化的な財産とも言えます。 私たち鑑定士は、そうした想いを尊重しながら一点一点を丁寧に査定し、適正な価値を提示することを心がけています。 空き家や実家の片付けは、ご家族にとって大きな節目であり、その中で出てくる遺品や趣味の品には、その人の歩んできた歴史が刻まれています。 マルミ工藝社では、その歴史を未来へと橋渡しするお手伝いをすることを使命と考えております。 査定のポイント ✅…
神奈川県横浜市瀬谷区の空き家となったご実家で見つかった和綴じ古書と装丁本。片付け中の段ボール箱に丁寧に保管されていた骨董書籍。

【空き家の実家の片付け中に見つかった希少な骨董書籍】明治〜昭和の古書・美術資料を丁寧に査定・買取|神奈川県横浜市瀬谷区にて出張対応

鑑定士のコメント 今回お伺いしたのは、 横浜市瀬谷区の空き家となったご実家。 売却前の片付けを進められていたお客様より、 「蔵の奥から古い本が出てきたのですが、これは見ていただけますか?」 とご相談いただき、出張でお伺いしました。 段ボールに整然と収められていたのは、明治から昭和にかけて出版されたと思われる書画骨董に関する講話集や、美しい意匠の装丁箱に入った美術資料など、実に多彩な紙の文化財たち。 中でも印象的だったのは、 『書画骨董鑑識講話』と題された和綴じ本。 戦前に発行されたと思われ、当時の美術愛好家や収集家に向けて講じられた内容で、鑑定眼を養うための知識が丁寧に綴られておりました。 また、布張りの化粧箱に収められた大型の紙資料には、植物文様や拓本風の印刷も含まれており、美術研究や図録的価値も備えた貴重な資料と判断いたしました。 お客様も、 「父が若い頃から集めていたようで、捨ててしまうのも忍びなくて…」 とお話されており、ご家族の想いを大切に受け取りながら、一点一点丁寧に査定を進めました。 このような古書や紙資料は、単なる「本」ではなく、その時代の文化や価値観を映し出す“生きた証”とも言えます。 新しい場所で次の方の手に渡り、再び光を当てられることを願いながら、大切に引き取らせていただきました。 査定のポイント ✅…

【茶道具一式を出張買取】遺品整理で見つかった趣深い器の数々|神奈川県横浜市瀬谷区にて対応

鑑定士のコメント 今回ご相談いただいたのは、横浜市瀬谷区にお住まいのお客様からのご依頼でした。 「父が生前、茶道をたしなんでいて、道具がたくさん残っているんです」 そうお話しいただきながら拝見したのは、共箱に大切に収められた茶碗や水指、香合といった多種多様な茶道具たち。 いずれも丁寧に保管されており、包み紙や仕覆、薄葉紙の間に、故人の道具への敬意が静かに息づいていました。 とりわけ、箱書きに「古唐津茶碗」と記された一碗は、素朴ながらも力強い肌合いが魅力で、茶人の手によって繰り返し愛でられてきたであろう趣が感じられました。 また、青白磁の水指や香合なども、落ち着いた佇まいで茶の湯の空気感を伝えてくれる名品ばかり。 「価値があるか分からないけれど、手放すのは少し寂しくて……」 そんなお客様の思いに寄り添いながら、道具一つひとつの由来や特徴をご説明させていただき、査定のポイントも丁寧に共有いたしました。 茶道具は単なる器ではなく、心と所作をつなぐ“道”の象徴でもあります。今回のように、大切に受け継がれてきた品々を新たな持ち主へつなげる橋渡しができたことに、心から感謝申し上げます。 買取査定のポイント ✅…