神奈川県藤沢市打戻の実家売却に伴う片付け作業中に見つかった、ラリック(LALIQUE)社製のガラス花瓶(硝子器)を台座とともに撮影した査定前の様子

【神奈川県藤沢市】実家売却に伴う片付けの中で見つかったラリックの花瓶を買取|箱の中に残っていた飾る暮らしの記憶

実家の売却に伴う整理の中で、化粧箱に守られるように眠っていたラリックの硝子器 今回ご相談をいただいたのは、神奈川県藤沢市打戻にあるご実家の売却が決まり、引き渡しに向けて残置物の片付けと整理を進めていたお客様でした。 押し入れや床の間の周辺を一つずつ見直しながら、 「もう使わないものはまとめて処分してしまおう」 そんな流れの中で、少し重みのある化粧箱が見つかったそうです。 箱の角はきれいなまま。 中のウレタンも崩れていない。 “しまい方”からして、ただの雑貨ではない気配がありました。 そっと開けると、葉の意匠が浮かぶガラスの花瓶。 ラリック(LALIQUE)社の硝子器でした。 「昔、母が大事にしていた気がします。でも今となっては飾る場所もなくて……」 お客様のその一言に、実家の空気が少しだけ透けて見えるようでした。 鑑定士コメント:ラリックの“価値”を、相場だけで語れないと思った瞬間 ラリックは、ブランド工芸ガラスの中でも知名度が高く、花瓶(フラワーベース)は今も一定の需要があります。 その一方で、近年の市場動向は少し複雑です。 ラリック(LALIQUE)硝子器・花瓶…
神奈川県藤沢市葛原の実家売却に伴う片付け中に見つかった、有田焼の名工・十四代 辻常陸による色絵壺。共箱付きで複数点が揃い、鑑定前に並べられた美術工芸品の様子。

【神奈川県藤沢市】実家売却に伴う片付けの中で見つかった有田焼・十四代 辻常陸の色絵壺を買取|静かに受け継がれていた美術工芸品と向き合った時間

実家売却の片付け中に、静かに姿を現した色絵壺 今回ご相談くださったのは、神奈川県藤沢市葛原にあるご実家の売却を控え、残置物や不用品の整理・片付けを進めていたお客様でした。 「売却前に家の中を片付けていたら、立派な箱に入った壺がいくつも出てきて……正直、価値があるものなのかも分からなくて」 そう言って差し出されたのが、 有田焼の色絵壺でした。 床の間に飾られていた形跡のあるもの、箱に収められたまま長年動かされていなかったもの。 派手に主張する存在ではありませんが、“大切にされてきた空気”だけは、はっきりと伝わってくる品々でした。 鑑定士コメント:名工作品であっても、時流が映る現実的な評価 率直にお伝えすると、現在の美術工芸品市場は決して追い風とは言えません。 有田焼・色絵壺…
神奈川県藤沢市片瀬山の空き家整理で見つかった戦前の油絵「冬の水辺風景」。黒塗りの木製額に金ライナーが施された上品な額装で、雪景色の水辺に浮かぶ小舟が穏やかに描かれている。

【神奈川県藤沢市片瀬山】実家売却に伴う空き家片付けで見つかった「冬の水辺風景」戦前の油絵を査定・買取|静寂の情景に宿る家族の記憶を次の世代へ

祖父が残した戦前の油絵を次の世代へ ~神奈川県藤沢市片瀬山での遺品整理・査定の記録~ 今回のご依頼は、神奈川県藤沢市片瀬山にある空き家となったご実家の売却準備に伴い、遺品整理・片付けを進めていたお客様からのご相談でした。 「祖父が生前に飾っていた古い絵が出てきたのですが、価値があるか分からない」 と、少し戸惑いながらも大切そうに額縁を抱えて見せてくださいました。 額の中には、雪の積もる町並みと静かな水面、そして一艘の小舟が描かれた油絵が収められていました。 筆致は丁寧で、穏やかな冬の情景が淡く表現され、戦前〜昭和初期の洋画作品特有の趣きが感じられる一枚です。 保存状態は比較的良好でしたが、額縁の小傷や絵具のわずかなひび割れが見られたため、現行の市場相場と昨今の需要動向を踏まえ、やや厳しめの査定をさせていただきました。 それでもお客様は、 「祖父の想いを汲んで丁寧に扱ってもらえて安心しました」 と微笑まれ、心温まるお取引となりました。 近年の美術市場では、無名〜地方画家による戦前期の洋画作品は評価の幅が広く、作家特定や来歴資料の有無が査定に大きく影響します。 ただ、当時の日本人画家が西洋技法を学びながら描いた作品は、文化的資料としての価値も高く、保存状態が良好なものは今も愛好家の間で需要があります。 戦前の油絵・美術品の価値を左右する5つのチェック項目 ✅…
東郷青児の水彩画(女性像)を額装した作品。藤沢市片瀬山の空き家整理で発見された、美しい曲線と淡い色彩が特徴の日本画。
1954年秋号の『それいゆ』が表紙に置かれた雑誌の山。中原淳一のイラストが印象的な昭和モダンを象徴するヴィンテージ雑誌(神奈川県藤沢市にて出張査定)

【空き家の片付け中に見つかった昭和の名品】中原淳一『それいゆ』などを丁寧に査定・買取|神奈川県藤沢市

鑑定士のコメント 今回お伺いしたのは、藤沢市にあるご実家の売却前整理を進められていたお客様からのご相談でした。 「母が若い頃に大事にしていた本らしいのですが、価値があるのかもわからなくて…」 そうお話しされながら差し出されたのは、中原淳一の表紙がひときわ目を引く雑誌『それいゆ』や、昭和20〜30年代の児童書など、懐かしさを感じさせる紙モノの数々でした。 なかでも『それいゆ』1954年秋号(No.31)は、戦後日本における女性の美意識や生活文化の象徴ともいえる一冊で、中原淳一ならではの洗練されたイラストと構成が、今見ても新鮮な魅力を放っています。 ページをめくると、装丁や印刷、誌面レイアウトに至るまで、当時の空気感をそのまま残しており、時代資料としての価値も高いと判断いたしました。 「祖母がきっと、この本を眺めながら夢を膨らませていたんでしょうね」 と、思い出を辿るように優しく話されるご依頼主様のまなざしに、私も胸が熱くなりました。 戦後の希望と美意識を反映したこれらの雑誌や絵本には、単なる読み物を超えた“時代の息吹”が宿っています。 このような貴重な資料を、必要とする次の世代へ橋渡しできたことを、鑑定士として大変光栄に思っております。 買取査定のポイント ✅…
石井明道士
杉山寧