神奈川県横浜市神奈川区の実家整理で見つかった和紙製巻物(古文書)一式

【横浜市神奈川区】空き家となった実家整理中に見つかった和紙製巻物(古文書)一式を出張買取|古道具買取事例

買取品目 ・和紙製の巻物(古文書)一式
・紐で束ねられた巻物(複数本)
片付けの形態 実家整理・片付け作業
作業時間 約1時間(内容確認・点数整理・査定説明・お引き取り)
買取地域 神奈川県横浜市神奈川区

実家の片付け・整理の中で浮かび上がったご相談の背景

今回ご相談をいただいたのは、神奈川県横浜市神奈川区でご実家の片付けを進めていたお客様からでした。

押し入れの奥から、紐で束ねられた和紙製の巻物が複数本見つかったとのこと。

片付けは、要不要を決めて進める作業です。

けれど実家には、「読めないけれど捨てづらいもの」がどうしても残りやすい。

古文書や巻物はその代表格です。

「価値があるのか分からない」
「家に残すべきものなのか判断できない」
「読めないまま処分していいのか不安」

今回も、片付けを進めたい気持ちと、処分してしまうことへの違和感が同時に残り、その“止まる感覚”がご相談につながりました。

片付けの途中で見つかった和紙製の巻物一式

紐でまとめられた状態で、数本の巻物が確認できました。

和紙製巻物が束ねられた状態

巻き軸の両端は木製と思われる芯で固定され、外側には経年による色の変化や擦れが見られます。

和紙表面には墨書と思われる文字が連なり、部分的に退色や摩耗が確認できます。

お客様
「読めないので、重要なものなのか分からなくて…」
細川
「まずは混在したまま崩さず確認します。束ねられた状態自体が、保管の手がかりになります」

巻物は混在した状態で保管されており、専用箱や仕覆などは見当たりませんでした。

この“混在している状態”も、実家整理では重要な判断材料になります。

日常の記録物として使われてきた性質

古文書や巻物は、鑑賞目的よりも記録や保存を目的として残されてきたものが多く見られます。

巻物表面の墨書と経年変化

墨の濃淡、紙質の変化、折れや擦れは、長い年月を経た証でもあります。

重要なのは、年代や内容を断定することではありません。

どういう形で残されてきたのか。

誰かがまとめ、紐で結び、押し入れに保管していたという事実自体が、扱いの順序を示しています。

査定で直面する評価の現実

古文書や巻物の査定では、保存状態と内容の確認が軸になります。

巻物の端部と木軸部分

期待を煽らず、判断の基準として整理してお伝えします。

評価が伸びにくい理由① 使用感

和紙は湿度や光の影響を受けやすく、退色や破れが見られることがあります。経年による摩耗や折れは自然なものですが、保存状態は評価の軸になります。

評価が伸びにくい理由② 同型・類似品の存在

古文書は同様の形式や構造のものが複数存在する場合が多く、外観だけで差がつきにくいことがあります。内容確認を踏まえた整理が必要です。

評価が伸びにくい理由③ 単品では地味に映る点

巻物は装飾品ではないため、見た目だけでは価値が伝わりにくい場合があります。一式としてのまとまりや背景を含めて確認することが重要です。

使用感がある
同型・類似品が複数ある
単品で見ると地味に映る

それでも雑に処分すべきではない理由

古文書は、読めないからこそ処分判断が早まりやすい品です。

けれど、紐でまとめられた状態や巻き軸の揃い方には、保管意図が残っています。

混在している場合でも、まずは状態を崩さず確認することが大切です。

「読めないから不要」と決めてしまう前に、一度整理することで、後悔を防ぐことができます。

実家整理における「理由を残す査定」

マルミ工藝社では、査定を金額提示だけで終わらせません。

なぜその扱いになるのか。

保存状態・まとまり・背景を整理し、ご相談者様が納得できる形で判断できるようにしています。

実家整理では、「分からないまま処分しなかった」という事実が、後から安心につながります。

実家整理で迷ったときの考え方

古文書や巻物のように、内容が読めない品は結論を急がない方が安全です。

  • まず現状を崩さない
  • 混在状態をそのまま確認する
  • 分からない点は相談する
  • 迷いが出た段階で立ち止まる

巻物は、形が保たれていること自体が判断材料になります。

実家整理のスピードを落とさずに、判断の根拠だけを整える。

それが、後悔を残さない進め方だと考えています。