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骨董屋の種類さまざま Tさんの話《ハタ師4》

僕の知っているハタ師の話をしましょう。Tさんと言う九州のハタ師です。Tさんは、骨董の世界では知らない人はいない位に有名な骨董業者です。 僕は岐阜の市場で知り合い、それ以来、地方の何処かの市場で出会う旅に世間話をする仲にな […]

骨董屋の種類さまざま 《ハタ師3》

僕が大変世話になった骨董屋さんで、Rさんという方が居ました。Rさんは、幾つもの骨董イベントを主催したり、骨董オークションも主催したりと、昔からダンプカーのような勢いで仕事をする人でした。 若い頃から苦労を重ねてきた人で、 […]

骨董屋の種類さまざま 《ハタ師2》

昨日の続きのハタ師に関して書きます。 骨董品市場の値段は、地域差も有りますが、その日のメンバーにも相場が大きく変わります。 例えば、同じカテゴリーの品物を欲しがる骨董業者が二人いれば、相場は嫌でも上がります。何故ならその […]

骨董屋の種類さまざま 《ハタ師1》

さて今回は骨董屋の1カテゴリーにハタ師と呼ばれる人々が居ます。これは実に特殊な、人々達で殆どの場合、店舗は持って居ません。持って居ても倉庫くらいです。 どうやって商売をするのかと言うと、全国の骨董市場(骨董屋だけが参加で […]

骨董屋の種類さまざま 《店師 3》

一等地に店を構えている茶道具屋の店師には、代々商売を継承している事が多い。息子から孫へ連綿と続く。 それから、丁稚制度的な従業員を雇っている場合もある。 いわゆる骨董屋修行である。こらは、正直言ってかなり厳しい仕事だ。勿 […]

骨董屋の種類さまざま 《店師 4》

一等地に店を構えるお茶道具屋系の骨董品屋以外にも、いろいろな骨董屋が存在する。その一つがガラクタ的な戦前より古い生活雑貨屋、伊万里焼の印判皿などの雑器、コレクションアイテムやグッズ物と呼ばれるマニア蒐集品などを売る店であ […]

骨董屋の種類さまざま 《店師 2》

1枚5000円の小売相場に上昇した伊万里焼の桃皿は、現在の小売相場では、どんなに売れても500円~1000円がいい所。 しかも売れたらである。たぶん、誰も買わない・・・・。 値段を付けるのは、その骨董品屋の自由裁量である […]

骨董屋の種類さまざま 《店師 1》

骨董屋の種類に関して話そう。まず、店師と呼ばれる、店舗を構えて商売をしている骨董屋が居る。 場所は、東京なら青山の骨董通りか銀座もしくは、京橋の辺り。店舗はどこも比較的小さい。扱う品物は、基本的にはお茶道具と唐物(中国骨 […]

《骨董品よもやま 巨匠1   上村松園》

骨董品、絵画、掛軸などの買取をしていると、様々な作家の作品に巡り会うチャンスがある。上手くすると、暫く買い取った作品を手元で眺められるチャンスもあるし、骨董業者の専門オークションに行けば、間近で見られる。それは、美術館で […]

《骨董品の流行りと廃り  その6》

前回は、根付の話をしたが、根付に限らず。江戸小物と呼ばれる主に老舗の旦那衆や裕福な武家(旗本の上級武士など)が買い求めて贅を競った品々は、概ね凋落の一途を辿っている。 印籠や煙管入れ、日本刀の鍔に柄に付けるか飾りの目貫や […]