【神奈川県川崎市高津区】実家売却に伴う空き家片付けで見つかったレミーマルタン・カミュなど高級洋酒を査定・買取｜熟成ボトルに宿る記憶を次世代へ

父が遺した洋酒コレクションを次の世代へ

～神奈川県川崎市高津区での遺品整理・査定の記録～

今回のご依頼は、神奈川県川崎市高津区にある空き家となったご実家の売却準備に伴い、遺品整理・片付けの最中に発見された洋酒コレクションの査定でした。

お客様からは、

「父が集めていた洋酒ですが、もう誰も飲まないのでどうするべきか迷っていました」

と、少し戸惑いながらも丁寧に箱を開けて見せてくださいました。

中には、レミーマルタン・ルイ13世のクリスタルデキャンタや、カミュの限定ナポレオンボトル、ロイヤルサルートの陶器ボトルなど、バブル期前後に流通した高級洋酒が多数並んでいました。

保存状態はおおむね良好でしたが、一部には液面の低下や外箱の汚れが見られたため、現行市場価格に即したやや厳しめの査定となりました。

それでもお客様からは、

「丁寧に扱ってくれて安心しました。父も喜んでいると思います」

とのお言葉をいただき、
心に残るお取引となりました。

現在の洋酒市場は、為替や海外需要の変動により相場が日々動いています。

特にブランデーやスコッチの一部は以前より落ち着いた価格帯となっており、保存状態が良好なものほど評価が分かれやすい状況です。

それでも、こうして家族の記憶をたどるような一本一本を次の方へ繋げることが、私たち鑑定士の使命だと感じています。

洋酒コレクションの価値を左右する5つのチェック項目

✅ 液面の高さ・コルクの劣化・沈殿物の有無
✅ 外箱・化粧箱・付属品の保存状態
✅ 限定デキャンタや年代表示の有無
✅ 国内外の流通量・近年の市場相場
✅ 輸出需要（アジア・欧州コレクター市場）

高級洋酒・コレクターズボトルの文化的背景と市場価値

1970〜1990年代の日本では、贈答用や記念品として高級ブランデーやウイスキーを所有する文化が広く定着していました。

特に「レミーマルタン」「カミュ」「ヘネシー」などのフランス製コニャックは、重厚なボトルデザインとブランドの格調から、嗜好品としてだけでなく“家の象徴”として飾られることも多かった時代です。

しかし近年は飲酒嗜好や輸入規制の変化により、コレクターズボトルの国内需要は落ち着きを見せています。

それでも、未開封・限定デザイン・保存良好な洋酒は依然として高値で取引されることがあり、

「古くても価値がある可能性の高いジャンル」

として注目されています。

空き家・実家整理時の高級洋酒買取はマルミ工藝社へ

マルミ工藝社では、神奈川県川崎市高津区をはじめ、県内全域で空き家整理・実家売却前の不用品片付け時に見つかった高級洋酒・ブランデー・ウイスキーの出張査定を行っています。

「飾ったままの洋酒がある」
「開封していないが価値があるかわからない」

そんなお品も、丁寧に査定し、適正価格での買取を行います。

箱付き・未開封・デキャンタ入りボトルは特に高評価となる傾向があります。

神奈川県川崎市高津区での高級洋酒買取事例まとめ

神奈川県川崎市高津区にて、実家売却に伴う空き家片付け中に発見されたレミーマルタン、カミュ、ロイヤルサルートなどの洋酒コレクションを査定・買取しました。

液面や保存状態を総合的に判断し、現行市場を反映した誠実な査定を実施。

お客様の思い出とともに、洋酒に宿る時間の価値を次の世代へと繋ぎました。