【横浜市青葉区】実家売却に伴う空き家片付けで見つかった鹿角の刀掛けを査定・買取|コレクション品の時代性を丁寧に見極め
| 買取品目 | ・鹿角製刀掛け(黒漆塗台座付き) ・陶製布袋像・木彫七福神像 ・青磁筆筒・香炉・飾り皿 など |
|---|---|
| 片付けの形態 | 空き家となっていた建物の不用品片付け・遺品整理 |
| 作業時間 | 約5時間(仕分け・査定・搬出含む) |
| 買取地域 | 神奈川県横浜市青葉区 |
片付けの形態・鑑定士のコメント

買取担当・細川
今回のご依頼は、神奈川県横浜市青葉区にあるご実家の売却準備に伴う空き家の片付け・遺品整理でした。
長年手を入れていなかった和室の床の間を整理している際に、黒塗りの台座に鹿角が立てられた鹿角製の刀掛けが見つかりました。

お話を伺うと、かつてお父様が趣味で集めていた骨董品のひとつとのこと。
他にも布袋像や木彫七福神など、古き良き時代を感じさせる飾り物が丁寧に残されていました。

刀掛けは天然鹿角を用いたもので、角の枝ぶりも美しく、漆台とのバランスが見事な工芸品。
角の艶や風合いから見ても、昭和中期頃の作品と考えられます。
ただし、現在の骨董市場では鹿角製の装飾品は流通量が多く、以前より評価が落ち着いている傾向があります。
そのため、状態の良さや素材の魅力を踏まえつつも、今回は現実的な査定額をご提示しました。
それでもお客様からは、
「父の趣味の品をきちんと見てもらえて安心しました」
とのお言葉をいただき、私たちとしても心に残るご依頼となりました。
マルミ工藝社では、金額だけでなくお客様の思い出や背景に寄り添った査定を心がけています。
骨董品の価値を正しく見極め、次の持ち主へと丁寧に受け継ぐお手伝いをいたします。
査定のポイント

✅ 鹿角の状態(ひび・虫食い・欠損の有無)
✅ 黒漆塗台座の塗膜や光沢の残存度
✅ 製作年代・加工技術(手作業痕・取付金具など)
✅ 刀掛け市場・鹿角工芸市場の現在相場(やや下落傾向)
鹿角工芸の文化的背景と市場価値

鹿角は古来より日本では「長寿・繁栄・魔除け」の象徴とされ、神具や刀剣装飾、印籠や煙管などの意匠にも多用されてきました。
昭和期には、狩猟文化と工芸が融合した鹿角細工や刀掛けが多く製作され、美術工芸としても高い人気を誇りました。
現在では新たな製作数が減少し、希少性は増しているものの、市場価値は素材・保存状態・造形バランスによって大きく左右される傾向にあります。
空き家・実家の片付けで見つかった骨董品のご相談はマルミ工藝社へ

マルミ工藝社では、神奈川県横浜市青葉区をはじめ県内全域で、空き家片付け・実家整理・遺品整理に伴う骨董品やコレクション品の出張査定・買取を承っております。
「古い飾り物を処分する前に見てほしい」
「実家の片付けで出てきた骨董品の価値を知りたい」
といったご相談にも、専門鑑定士が丁寧に対応いたします。
どんな品でも、“残すか、手放すか”の判断をサポートしながら、お客様の想いに寄り添う買取を行っています。
神奈川県横浜市青葉区での鹿角の刀掛け買取事例まとめ
神奈川県横浜市青葉区にて、実家売却に伴う空き家片付けのご依頼をいただきました。
床の間に飾られていた鹿角の刀掛けを中心に、陶器や木彫り像などのコレクションを査定・買取。
市場相場は厳しいながらも、保存状態や造形の良さを評価し、お客様にもご納得いただける結果となりました。
「思い出の品を丁寧に扱ってもらえてよかった」
とのお声が印象的なご依頼でした。






