昭和初期の唐木製花台。紫檀のような深い色味が美しく、無垢材の天板と滑らかな脚部が上品な印象を与える。神奈川県相模原市緑区での骨董品買取事例。

【神奈川県相模原市緑区】実家売却に伴う空き家片付けで見つかった昭和初期の花台を査定・買取|唐木家具の価値を丁寧に見極め

買取品目 ・昭和初期の唐木製花台(紫檀または花梨材)
・小型飾り棚(無垢材・漆仕上げ)
・古い木製収納箱(茶道具収納用)
片付けの形態 ご実家の売却に伴う空き家となっていた建物の片付け
作業時間 約4時間(仕分け・査定・搬出を含む)
買取地域 神奈川県相模原市緑区

鑑定士のコメント

細川 賀津雄(ほそかわ かずお)

買取担当・細川

今回のご依頼は、神奈川県相模原市緑区でご実家の売却を控え、空き家となった住宅の片付けを進めたいというお客様からのものでした。

室内の整理をお手伝いする中で、床の間に長年置かれていた花台が目に留まりました。

花台は昭和初期頃の唐木家具で、紫檀または花梨材と思われる重厚な質感が特徴。

無垢材特有の艶やかさが残っており、時を経てもなお凛とした存在感がありました。

ただし、近年の唐木家具市場は全体的に需要が落ち着いており、以前のような高額評価は難しい状況です。

素材の良さや手仕事の美しさを加味しても、今回はやや厳しめの査定とさせていただきました。

お客様には、現在の市場背景と再販価値を丁寧にご説明したところ、

「捨ててしまうつもりだった花台に価値があると知り、心が救われました」

とのお言葉をいただきました。

私たちは金額だけでなく、お客様の想いに寄り添いながら、次の持ち主へと橋渡しすることを大切にしています。

査定のポイント

骨董品鑑定士の細川が、青華の壺を手に取り丁寧に査定している様子(神奈川県にて出張買取の現場にて撮影)

✅ 昭和初期頃の製作と思われる木工技術の精度
✅ 紫檀・花梨など唐木材の種類と保存状態
✅ 無垢構造・手塗り仕上げの残存度
✅ 現在の唐木家具市場の需要動向(減少傾向を踏まえた評価)

唐木家具の文化的背景と市場価値

唐木家具は、江戸期から昭和中期にかけて日本でも人気を博した高級家具の一種で、主に中国・東南アジア産の銘木(紫檀・花梨・黒檀など)を使用しています。

和家具でありながら中国明式家具の意匠を受け継ぎ、無駄のない直線と滑らかな曲線が特徴です。

昭和初期に製作された花台や飾り棚は、当時の日本職人の技術力を今に伝える貴重な工芸家具といえます。

市場では、近年の住宅事情やライフスタイルの変化により需要が減少している一方、海外のコレクターや和モダンインテリア需要で再評価されつつあります。

空き家・実家の片付けで見つかった唐木家具や骨董品のご相談はマルミ工藝社へ

マルミ工藝社では、神奈川県相模原市緑区をはじめ、県内全域で実家整理や空き家片付けに伴う唐木家具・骨董品・美術品の出張査定・買取を承っております。

「売却前の空き家を片付けたい」
「古い花台や飾り棚を捨てる前に見てほしい」
「実家に眠る骨董品の価値を知りたい」

といったご相談に、経験豊富な鑑定士が丁寧に対応いたします。

神奈川県や相模原市で、空き家整理・実家売却に伴う唐木家具や骨董品の査定をご検討中の方は、ぜひマルミ工藝社へご相談ください。

神奈川県相模原市緑区での唐木家具(花台)買取事例まとめ

相模原市緑区にて、実家売却に伴う空き家片付けのご依頼をいただきました。

昭和初期の唐木製花台を中心に、
飾り棚や収納箱を査定・買取。

唐木家具の市場はやや厳しいものの、素材の良さと保存状態を評価し、お客様にもご納得いただける形でお取引が成立しました。

「古い家具にも職人の技を感じられて嬉しい」

というお声をいただき、当店としても印象深いご縁となりました。