【遺品整理で見つかった銀彩の漆器】時を超えて宿る美意識と家族の記憶を丁寧に鑑定・買取|神奈川県茅ヶ崎市にて出張対応
買取品目 | 銀彩蒔絵入り 四方皿(木製・漆塗り・銀箔・蒔絵仕上げ) |
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片付けの形態 | ご実家の遺品整理に伴うご依頼 約1時間(現地確認・査定・ヒアリング・ご説明) |
買取地域 | 神奈川県茅ヶ崎市 |
鑑定士のコメント

買取担当・細川
このたびお伺いしたのは、神奈川県茅ヶ崎市にお住まいのお客様からのご依頼でした。
「母が生前大切にしていたお皿なんですけど、どこかの作家物かもしれません。」
そうお話しいただき、拝見したのが、赤漆に銀彩と金蒔絵が施された四方皿でした。
柔らかな曲線を描く梅の枝、ところどころに咲く花、背景には銀箔で表現された抽象的な山影か月影のような文様が浮かび、まるで一枚の絵画のような美しさがそこにありました。
漆の艶も美しく、銀彩にはうっすらと経年による変化が見られるものの、それがまた品格を感じさせます。
「母は、お正月やお祝いのときにこのお皿を飾っていたんです。」
と語るご依頼主の方の目には、懐かしさと寂しさが滲んでいました。
査定では、漆器の保存状態、銀彩や蒔絵の技法、角に押された銘の読み解きなど、細部にわたって確認を行い、美術工芸品としての価値をご説明。
作家名の判別には至りませんでしたが、手作業による高度な技術と芸術性の高さから、コレクター市場でのニーズがあると判断し、ご納得いただける査定額をご提示いたしました。
「母が大切にしていたものが、また誰かの手で大切にされるなら、それが一番うれしいです。」
そうおっしゃったご依頼者様の言葉が、今も胸に残っています。
ものの価値を査定するとは、その背景にある“想い”を受け止めることなのだと、改めて感じさせられる出会いでした。
買取査定のポイント
✅ 銀彩・蒔絵の技法が用いられた伝統工芸品
✅ 経年の味わいと丁寧な保管状態が両立していた
✅ 作家銘と思われる印章が確認でき、希少性を評価Z
✅ 遺品整理という文脈で、想い出を丁寧にヒアリング
銀彩漆器や古美術品も、想いに寄り添って丁寧に鑑定いたします
「家にある古い漆器、捨てるには惜しいけど価値がわからない」
「故人が大切にしていた品を、丁寧に見てほしい」
そんなお気持ちをお持ちの方は、ぜひ当店の出張査定をご利用ください。
美術的な価値だけでなく、故人やご家族の想いも大切にしながら、誠実なご対応をお約束いたします。
神奈川県茅ヶ崎市をはじめ、湘南・県内各地で出張鑑定に対応しております。
「相談だけ」でも構いませんので、
お気軽にお声がけください。